OUR LEADERS日本のリーダープロフィール

本多 牧生Honda Makio

本多 牧生
居住・活動地 / 神奈川県
参加中の
Action Groups /
気候教育

私は、海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology: JAMSTEC)に所属する海洋化学者(Chemical Oceanographer)です。小さい頃、フランスの海洋学者のジャック・イブ・クストー博士(Dr. Jacques Yves Cousteau)にあこがれ、海洋学者になりました。現在は、毎年1-2ヶ月、海洋観測船に乗船して、海水、海中粒子、プランクトンなどを採取、分析し、大気中の二酸化炭素を、海がどのように吸収するのか?を研究しています。最近、海では温暖化(warming)、酸性化(acidification)、そして貧酸素化(deoxigenation)が進行中であり、水産資源への影響とともに将来海の持つ二酸化炭素能力が低下してしまうのではないか?と憂慮しています。CRPジャパンでは「気候教育グループ」に所属し、海が持つ地球環境制御能力について、そしてその海の環境が変化しつつあることを紹介するとともに、皆さんといっしょに、より多くの人に、海洋環境問題、地球環境問題を考え、行動してもらえるキッカケ作りの活動をしていきたいと思います。

(研究紹介URL)
▼日本語
https://www.jamstec.go.jp/rigc/ress/hondam/index.html
▼英語
https://www.jamstec.go.jp/rigc/ress/hondam/e/index.html

澤田 智子Sawada Tomoko

澤田 智子
居住・活動地 / 東京都, 茨城県
参加中の
Action Groups /
気候教育, 生物多様性への影響

地球環境の勉強をはじめたのは、BBC制作のドキュメンタリー「アース」を見たことがきっかけです。
またこれまで、様々な活動団体の勉強会やサステナビリティプラクティショナー認定を受講し、2021年にClimate Reality Projectの講習を経てCRP Leaderとして認定をいただきました。
CRP Leaderとしての主な活動は、個人としては大学など出張授業やワークショップの実施、社内向けの勉強会の実施や外部から講師を招いた勉強会やイベントを企画したりしています。ビジネススクールの学生などには企業目線での気候変動対策や経済活動を考えるきっかけづくりを意識して、相手にあわせたアジェンダを組み合わせたりしています。
CRPアクショングループでもチームメンバーと共に、勉強会やアクティブティの企画に携わっています。
チャレンジし続けることができたのは、CRPのように、一緒に助け合えるコミュニティがあったからこそだと心から感じます。
この仲間の輪を少しずつ広げていき、他の輪とも交わり大きくなっていくことで、必ず希望があると信じています。
私は科学者でもないし、技術の専門家ではありません。ですが、誰にでも役割があり、できることは沢山あります。
そんな仲間の輪が広がっていくといいなと思っています。日中は、ドイツ系のIT企業に勤務しています。
幼少期から動物が好きで、動物の殺処分を減らすための啓蒙活動に取り組んだりもしていました。
今のひそかな楽しみの一つは、引退馬の一口馬主支援です。キャリアチェンジして頑張っているお馬さんたちに会いに行くと私もがんばろうという気持ちにさせてくれます。子供のころからのパーパスでもあり憧憬でもある、「自然と動物と人間の幸せな共存」。
できることを少しでも沢山見つけて、取り組んでいきたいと思います。

キャスリン・ライリーKathleen Reiley

キャスリン・ライリー
居住・活動地 / 神奈川県
参加中の
Action Groups /
気候教育, エネルギー転換,
English group

キャスリーンはカトリックのシスターで、1968年から日本に住んでいます。2019年の東京トレーニングに参加後、もう一人の日本人チームメンバーと共に、主に勤務先の教会関連のコミュニティでクライメート・リアリティの勉強会・ワークショップを開催しています。「私たちの共通の住まいであるこの美しい惑星、地球への愛を広めたい」と、努力しています。

宮澤 大喜Miyazawa Daiki

居住・活動地 / 千葉県, 東京都
参加中の
Action Groups /
エネルギー転換

アセットマネジメント会社であるJapanCor株式会社にてESGマネージャーとして同社や関連会社におけるESG対応に従事している。
CSRデザイン環境投資顧問株式会社においてJ-REIT・不動産会社・インフラファンド向けにESG対応・ESG情報開示の推進に関するコンサルティングに従事した後、現職。
2019年クライメートリアリティ東京トレーニングに参加した後、現在は、エネルギー転換グループで再生可能エネルギーの普及および促進に取り組んでいる。

コザック クリスChris Kozak

コザック クリス
居住・活動地 / 東京都
参加中の
Action Groups /
English group

クリス・コザックは、日本で25年以上にわたって環境教育に取り組んできました。カナダ・アルバータ大学で音楽学士号取得後、SDGsを取り入れたアクティブラーニング型教育法の研究を続けています。2016年ヒューストンのクライメート・リーダー・トレーニングに参加後、2019年東京トレーニングではスピーカーとして登壇。インターナショナルスクールやフォーチュン500企業の経営者向けにプレゼンテーションを行い、その他多くのクライメート・リアリティ・リーダーをメンターとしてサポートしています。休日には、アムネスティ・インターナショナルでボランティアをしたり、音楽フェスティバルに参加したり、ウクライナ料理を作ったりしています。

稲垣 雅子Inagaki Masako

稲垣 雅子
居住・活動地 / 兵庫県
参加中の
Action Groups /
民間企業や産業・漁業・林業の役割, 地域の気候対策

製造業の企業で、物流部門に所属する会社員です。 2020年CRPオンライントレーニングを受けてリーダーになり、2021年オンライントレーニングでメンターを務めました。
神戸市在住で、神戸市の温暖化対策へのアドボカシー活動を行っていきたいため地域グループに所属しています。また、会社員として産業グループに所属し、企業への働きかけを行っていきたいです。
個人としては、海洋プラスチックの問題に特に取り組んでいきたいと思います。社会の枠組みを転換させるために、自分ができることをCRPハブを活用しながら実現していきたいです。

宇山 生朗Uyama Ikuro

宇山 生朗
居住・活動地 / 北海道, 東京都
参加中の
Action Groups /
民間企業や産業・漁業・林業の役割, 地域の気候対策

1990年東京都生まれ。北海道在住。大学院(環境科学)修了後、総合建設業の環境・原子力部門を経て、2016年から公益財団法人北海道環境財団に入職し、気候変動対策に関する道内の自治体・事業者支援に従事。2019年6月から2022年3月まで北海道環境局・ゼロカーボン推進局派遣となり、気候変動対策に関する新規事業の企画立案及び運用を担当。その傍ら、北海道庁政策局委嘱のもと「行動科学(ナッジ等)」をテーマとした全庁的な政策開発プロジェクトを立ち上げ、その運用を担う。これらを経て北海道庁職員表彰受賞。
また、2021年より「EBPM・行動科学(ナッジ等)・デザイン思考」の政策適用に向けた自治体支援を図るNPO法人PolicyGarageに参画し活動していることに加え、当該分野に関する大学共同研究や各種普及活動に従事。総務省地域力創造アドバイザー、北海道経済連合会ゼロカーボン推進コーディネーター。

林彰一/絵理Hayashi Shoichi/Eri

林彰一/絵理
居住・活動地 / 千葉県, 東京都
参加中の
Action Groups /
気候教育, 民間企業や産業・漁業・林業の役割

夫婦でリーダーになっています。
絵理は、東京都港区で外国人向けの家具レンタル事業を行っています。千葉県木更津市の倉庫には太陽光発電設備を取付け、電力の自家消費をしています。電気自動車の充電にも使い、太陽光100%の電力で走行しています。
彰一は、千葉県袖ヶ浦市と木更津市の太陽光発電所を管理するとともに、第三種電気主任技術者として他社への支援も行っています。袖ヶ浦市に業務の拠点をつくり、ここでも再生鉛蓄電池と太陽光発電で電気自動車への給電や非常時電源システムを実証中です。
そのほかには、前述の袖ヶ浦市の拠点近くに4畝(約400㎡)ほどの小さな田んぼを借りて、手植え、米糠ぼかし施肥、無農薬、天日干しで行う稲作や、1アールほどの菜園でのオーガニックな畑作を通じて、夫婦でリジェネラティブ農業を目指しています。

サウター・アンドリューAndrew Sowter

サウター・アンドリュー
居住・活動地 / 奈良県
参加中の
Action Groups /
エネルギー転換,
English group

アンディ・サウターはオーストラリア人で、家族と一緒に奈良県に住んでいます。環境科学と鉱業の生産技術者としての経歴を持ち、2009年からは大学の英語講師として教壇に立っています。もともと環境問題には関心がありましたが、教育者になってからは、気候変動問題の解決に自分の役割を果たす方法を見つけました。
2013年、アンディーは日本から初めてクライメート・リアリティー・リーダー・トレーニングに参加した一人です。それ以来、気候変動に関するプレゼンテーションを何度も行い、学生たちが気候変動について学ぶ機会を提供するための教材を作成してきました。学生たちがこの問題について調べ、批判的に考え、他の生徒たちと議論しながら、気候変動について自分なりの考えを持つようになることが目標です。
CRPが日本でトレーニングを行い、とても嬉しく思っています。CRPジャパンを通じて、他のクライメート・リアリティー・リーダーと交流できることを楽しみにしています。