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今週10月21日から26日にかけて、アメリカ・ワシントンD.C.で世界銀行と国際通貨基金の年次総会が開催されており、本部や他支部の同僚と共に、CRPジャパンとしても初めてスタッフ三谷が現地で参加しています。

低・中所得国の政府に対して資本プロジェクトを進めるために融資や助成金を提供する国際金融機関である世界銀行は、多様な開発にかかわる課題の最も重要な一つとして、気候変動対策においても重要な役割を担っています。世界銀行の資金の使途を決めるこの年次総会は、世界中で気候変動対策を推し進めるために、特にグローバルサウスの国々にとって非常に重要な位置づけとなっています。

 

クライメート・リアリティ・プロジェクトでは、気候変動に懐疑的であったマルパス前総裁の退任要求（バイデン米大統領への提言・署名を含む）やバンガ新総裁への気候変動対策強化などを求め、過去にも世界銀行に対する様々なキャンペーンを実施してきました。

その一環として、年次総会に向けてCRP本部と日本を含む各国支部が要求をまとめたレターを提出しました。このレターでは、世界銀行の取り扱う全資金のうち気候変動対策を目的としたものの比率を引き上げることや、気候変動の影響を受けやすい国々に対する資金提供の比率を引き上げ、公正なアクセスを拡大することなどを伝えています。詳しくは下記よりレターをご覧ください。

世界銀行宛てのレター（日本語）を見る

世界銀行宛てのレター（英語、原文）を見る